2004年 09月 08日
台風 |
子どもの頃、台風が来ると楽しみだった。
学校は途中で帰れるし、大雨が降っているので道路の溝はゴーゴー水が流れている
(幅30センチ、高さ40センチぐらい)
溝を長靴のままじゃぶじゃぶ歩き、水の勢いに逆らって歩くのが楽しくてみんなでじゃぶじゃぶ歩いた。
家に帰ると母が雨戸を閉めて窓に大きな板を張るその様子がいつもと違う緊迫感と一種のワクワク感を私に与えた
全部窓に板を張ると今度はロウソクの用意をする。
「電気がいつ消えるかわからんから、これで灯りをつけるんよ」
母の言葉になんだか、ドキドキこころが踊る
すさまじい雨風の音を聞きながら本を読んでいると突然、停電したのでロウソクの灯を灯す。
ぼわーと薄暗い中で「地底探検」を読んでいた私は自分も地底でいるような気持ちになった
「さ、早く寝るよ」と母の声で
ローソクの灯りを消し床に入る
次の朝にはお決まりのような青空が広がり
昨日の雨や風は嘘のよう
台風の思い出がわくわくしたものであったのは
被害がなかったおかげだ
最近の台風はすさまじく被害も大きく、、とてもわくわくどきどきするようなものではないが
台風が来ると、未だに小さい頃のどきどきした思い出が蘇る。
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学校は途中で帰れるし、大雨が降っているので道路の溝はゴーゴー水が流れている
(幅30センチ、高さ40センチぐらい)
溝を長靴のままじゃぶじゃぶ歩き、水の勢いに逆らって歩くのが楽しくてみんなでじゃぶじゃぶ歩いた。
家に帰ると母が雨戸を閉めて窓に大きな板を張るその様子がいつもと違う緊迫感と一種のワクワク感を私に与えた
全部窓に板を張ると今度はロウソクの用意をする。
「電気がいつ消えるかわからんから、これで灯りをつけるんよ」
母の言葉になんだか、ドキドキこころが踊る
すさまじい雨風の音を聞きながら本を読んでいると突然、停電したのでロウソクの灯を灯す。
ぼわーと薄暗い中で「地底探検」を読んでいた私は自分も地底でいるような気持ちになった
「さ、早く寝るよ」と母の声で
ローソクの灯りを消し床に入る
次の朝にはお決まりのような青空が広がり
昨日の雨や風は嘘のよう
台風の思い出がわくわくしたものであったのは
被害がなかったおかげだ
最近の台風はすさまじく被害も大きく、、とてもわくわくどきどきするようなものではないが
台風が来ると、未だに小さい頃のどきどきした思い出が蘇る。
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by sakko-6
| 2004-09-08 00:42
| 遠い日の思い出